Berlin × Tokyo – デザイン・アート・カルチャー展、カオスから生まれる共鳴と未来



 
 

ベルリンの壁が崩壊して25年、東京とベルリンが姉妹都市提携を結んで20周年を迎えた2014年。戦後の歴史などで数奇な類似を見るこの2都市のアートの交流が催された。

 

11月29-30日の2日間、アーティストや音楽家などのクリエイターを魅き付けてやまないベルリンから、オルタナティブに進化したアート作品が六本木ヒルズ展望台に集結した。アート・デザイン・ファッション・テクノロジーなど、ベルリンの今を体感できるイベント。ベルリン発のスタートアップ企業によるワークショップや、これからの都市の暮らしとアートの関係性を考えるトークセッションなども行われた。

 

29日夜は代官山『UNIT』に場所を移しメディア・アートと音楽のイベントも開催。

ベルリンからサン・エレクトロニック、NSIなどの音楽ユニットを始動させたマックス・ローダーバウアーなどのライブや、ベルリン在住のオーディオビジュアル・アーティスト黒川良一、ライゾマティクス・真鍋大度率いるユニット『YourCosmos』など注目のアーティストが登場した。

 

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六本木ヒルズ展望台に展示された作品は、現在広く注目を集め始めている最先端のテクノロジーを使ったメディア・アートなどを中心に展示。

これまでのレガシーなアートには無かったインタラクティブ性、五感全てに訴える体感型のアートという形態が世界的に広まりつつある。テクノロジーの発達によってこれまで実現不可能だった事が表現出来るようになり、新たな知覚の可能性を見いだしている。

 

 

 

今回のイベントのオーガナイズをしている『RESONANZ』の代表を務める RYOTARO BORDINI CHIKUSHIさん。以前、若手アーティストとして日本で活動していた経験をもつ。その当時感じたのは、日本のアーティストを取り巻く環境は決して良いとは言えないという事だった。現在ベルリンには、世界中から新たな表現を求めてアーティスト達が集まって来ている。そこには日本と比較してアートに対する社会的意識の高さや、若手のアーティストに対する支援やスタートアップに対しての資金調達などの環境面でのアドバンテージがあるという。日本での苦い思いもあり、現在はベルリンで新しいアーティストの発掘や支援などの取り組みを行っている。

 

■ http://berlinxtokyo.resonanz.co