「ビートニク映画祭」 ビートニク?なにそれおいしいの?な貴方へ


Jack_Kerouac

 

*「ビートニク」とは1950年代にアメリカで起こったカウンターカルチャームーブメントである。

*そしてそのムーブメントの渦中の人々を「ビート・ジェネレーション」という。

*ビートを代表する詩人のアレン・ギンズバーグによると、beatとは、beatitude(至福)からきている言葉であり、それは喜びの表現であるという。

 

ビート文学を代表する一冊といえば、昨年日本でも映画が公開された『ON THE ROAD』の原作、ジャック・ケルアックの『オン・ザ・ロード/路上』であろう。この本はアメリカ文学を代表する一冊ということもあって読まれた方も多いのではないだろうか。
 

名作という評価の多い『路上』だが、文化や時代背景、慣習、環境の違いなどからか、ピンとこないって人も多いんじゃないだろうか。しかし個人的に一番の原因は言葉にあるような気がする。なぜならこの本は題材となった旅で感じた”ビート”をありのまま叩き付けようとして、用紙を替えるために文章のリズムが途切れることを嫌い、あらかじめ、紙を約37メートルも繋げた状態で用意してからタイプライターを打ち始め、改行のない文章で、3週間で書き上げたという作品だから。ベースはポエトリー・リーディングな訳で、日本語だとリズムや韻などが全然伝わらないことが致命的なんじゃないかと。
 

なので、英語の堪能な方は英語版を読んだ方がいいと思います。それほど得意じゃなくても比較的簡単な単語で書かれているんで雰囲気は伝わると思います。

 

それでも、って人はYouTubeにAudio Bookってシリーズがあるのでこちらで雰囲気をつかんでは?

 

 
こちらはケルアックのリーディングの模様
 

 
ついでに、同じ「路上」というタイトルで
 

 
 

【ビートニク映画祭】

 

ビートニクを網羅したこの映画祭。ジャック・ケルアックの人生にフォーカスした日本初公開の『ジャック・ケルアック/キング・オブ・ザ・ビート』他、ビートニクをテーマにセレクトされた名作6作品を上映。

さらに、各作品上映後にはそれぞれゆかりの深いゲストによるトークショーも予定されており、こちらもかなり興味深い。

 

*スケジュール等、詳細は公式サイトでチェックしてください

 

期間:2014年3月22日(土)~3月28日(金)
会場:オーディトリウム渋谷
住所:東京都渋谷区円山町1−5 KINOHAUS2F
TEL:03-6809-0538
料金:一般¥1,400、前売一回券¥1,200、前売3回¥3,000
公式サイト:king-of-the-beats.com
上映作品:
『ジャック・ケルアック/キング・オブ・ザ・ビート』
※日本初公開。3月22日(土)以降、全国の劇場で順次公開。
『チャパクア』
『シッダールタ』
『キャンディ・マウンテン』
『裸のランチ』
『ドント・ルック・バック』
『スウィンギング・ロンドン1&2』